情報系大学に通う予定の奴の備忘録

情報系大学に通う予定の奴の備忘録

気ままに趣味だったり学習記録などを綴りまくります。

通信制高校卒業!発達障害を見つめ直すことになった3年間。

こんにちは。ハルちんです。

今日は自分の話をしたいです。
ただいま高校3年生。あと1ヶ月もしないうちに高校生活は終わりを告げようとしています。

 

f:id:harumikurin:20210212182747p:plain

 

私は通信制の高校に在学していました。
高校生活3年間の経験やらを書いていこうと思います。

 

 

軽く自己紹介

中学の時になんやかんやあり不登校に。
心療内科にて発達障害PDDと自閉症の傾向があると診断。
人間関係築くのめっさ苦手。細かい作業大好き。

 

通信制高校に入学した理由


単刀直入に言うと「進学できる高校がなかったから」ですかね。笑
中学の半分行ってなかったので、まず都立高校は登校日の問題で無理でしたね。精神状態も進学を考えるほど健康的ではありませんでした。
親が高校は出ておいたほうが良いと、手続きなどを全て済ませてくれたことには感謝です。

 

 

通信制高校在学中は精神的にも安定


私の高校の場合は医師からの登校が難しい旨の診断書があれば行事以外の登校日は免除される通信制高校でした。
ですので登校するのは1年間に10日間位で、当時の私には精神衛生上すごくよかったです。勉強もだんだんと取り掛かれるようになっていき、少しずつですがうつ状態からも脱却が叶いそうでした。
たまにある学生同士での遠足的なものは最後まで苦手だったけど、今となってはまあまあの思い出です。

 

アルバイトもやってみた


通信制高校って自由で、与えられた勉強を終わらせて試験に臨んで合格さえ勝ち取ればいいだけなんですよ。(あくまでも私が通っていた高校はそうでした)
だから時間がたくさんあるわけです。だから趣味を存分に楽しみたかった私ですが趣味に費やすにもお金がない!!!!!そうだ、アルバイトしようってことで初バイトはセブンイレブンの店員をしました。

 

これ今振り返ると無謀なチャレンジしたなと我ながら思いますよ、ホント。マルチタスク命なコンビニ店員を始めてまたまた息苦しくなる毎日。1年半ほどアルバイトを続けたんですが、また朝起き上がれなくなるまで自傷するまで自分を追い詰めてしまいました。


そう、やはり人一人と話すのにも精神的な体力を使ってしまう苦手分野のお仕事は向いていませんでした。でも接客自体のお仕事以外、たとえば品出しや検品、清掃は大好きでした。任されるとルンルンで仕事をしていましたね。
セブンイレブン店員は結局1年半ほどで辞めて、それからは貯蓄もあったので悠々自適に勉学と趣味に時間を費やしていたんですが……。

 

大学に行ってもっと勉強がしたい!!と3年生の夏休み頃考え始めたときに、進学できるお金がないことに気づきました。
アルバイトしなきゃとの思いで探した時給が高い接客アルバイトに行き着き、今現在もそこでバイトしています。あ、もうあと2週間で辞めるんですけどね。

 

累計2年くらい接客バイトしていて分かったのは、とことん向いていないこと。
黙って一つのことに集中する作業に向いていることがわかりました。このことを自分が実感すること・気づくことができたので決して接客バイト経験は無駄なことではなかったように感じています。

 


でも足枷は重くなった


幼稚園、小学生、中学生と発達障害精神疾患の知識や配慮がない環境で育った記憶、いじめられた記憶で元々"そこ"につながれていた私の足枷は、アルバイトでの失敗経験を通じてさらに重くずしりと私の四肢に刻み込まれました。


いま過去に戻って過去の自分に接客バイトを薦めるかと聞かれたらしないと言いますが、今その記憶を消したいかと聞かれたら消したくないというと思います。人の心って不思議ですね。

 

ひとつ言っておきたいことがあるんですが、発達障害にあてはまる方が全員接客バイトに合わないということではなくて、私の生きてきた経験上・適正上・障害の特性上合わなかったということだと思います。
発達障害はひとりひとり突飛した特性が違うので、向き不向きも激しいみたいですしね。


しかし、どんな職業でも一番肝心なのは周りの支えです。
セブンイレブン店員の時には気が合う主婦さんがいて、その方と一緒のシフトの時には気が楽で出勤が楽しみだったのを覚えています。

最初から発達障害のことをオープンのして働くというのも、ひとつの手段として視野に入れておいても良いのではないでしょうか。

 

 

通信制高校在学中に感じたこと


よく見るのが通信制高校から大学進学ってできないの?という疑問。
ぜんっぜんそんなことないです、むしろ自由な時間を使って3年間必死に勉強して誰もが知る大学へ進学した先輩方を見てきました。

アルバイトも精力的にたくさんできるし、趣味など自分の好きなことを突き詰めていける形態な良い学校だったと感じています。


自分で自分に鞭を叩き続けられる自立精神がないと卒業ができない、もしくは自分が成長できないのでそこだけは身を引き締めて毎日を過ごしていきたいですね。


通信制高校という人のつながりを一旦遮断できる場で、私の心はすごく治癒しましたし、大切な友人や母親の存在の大きさが感じられましたね。
発達障害は自分の特性や苦手なことをどう回避するか、どう対策するかを把握しているだけで本当に楽です。高校生活3年間でそのような自己分析も少しずつ進んで、日常生活もだいぶ楽になったように思えてきました。

 

 

いま学校がつらいという方へ


たいそうな理由がなくとも学校が嫌い、行きたくないと悩んでいる方いらっしゃいますよね。
どんな理由であれこころのサインを見ないふりすると、絶対にいつかボロが出て日常生活に支障が出てきます。そうならないためにも、最悪の事態にならないためにも自分が信頼できると思った方に相談してみてください。
通信制高校に入学、転入するというのも選択肢です。自分で幸せだと思える道を選んで進んでくださいね。

 

www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp